ソーイングビギナーのための生地選びガイド
ソーイングを始めたばかりの人も、経験豊富なハンドメイド愛好家も、「扱いやすい生地」を見つけるのは意外と難しいもの。でもご安心を。リバティがそのポイントをご紹介します。
クラフトクラブのチュートリアルを保存し、必要な裁縫道具を揃え、リバティ・ファブリックスのコレクションからインスピレーションを得たら、いよいよ最初のソーイングプロジェクトに挑戦です。
とはいえ、「この生地は伸びる?」「ミシンで縫いやすい?」「洗濯機で洗える?」など、生地選びに不安を感じる方も多いでしょう。そこで今回は、初心者向きの生地を見極めるためのポイントをご紹介します。
生地選びはとても重要です。適した生地を選ぶことで、自信を持って作品づくりができ、満足のいく仕上がりにつながります。刺繍、型紙づくり、ドレスメイキングなど、どんなプロジェクトでも、生地によって扱いやすさは大きく異なります。まずは縫いやすい生地からスタートして、楽しくソーイングの世界に踏み出しましょう。
縫いやすい生地の条件とは?
質の良い生地は、ソーイングへの自信を育み、仕上がりも美しくしてくれます。どんな新しい技術も練習が上達への近道。生地の扱い方は経験を重ねるほど身についていくので、まずは楽しみながら取り組んでみましょう。
初心者向きの生地は…
1. 厚すぎず、薄すぎない
理想的なのは、軽量で織りがしっかりしており、適度なハリを持つ布帛生地です。こうした生地はミシンでも扱いやすく、縫製中に生地がずれにくいのが特徴です。薄すぎる生地は、触りすぎることで伸びたり歪んだりしやすく、反対に厚手の生地はミシンの押さえや針の下で取り回しが難しくなることがあります。
2. 伸縮性がほとんどない
裁断しやすく、作業中に動きにくい生地がおすすめです。伸縮性の高い生地は、縫っている途中で引っ張られてしまいやすく、完成後にたるみが出たり、裂けやすくなったりすることがあります。
3. 柄合わせが不要
生地を探し始めると、さまざまなプリントや色柄に目を奪われるものです。しかし初心者の場合、ストライプや規則的な柄など、柄合わせが必要なデザインは避けたほうが無難です。無地やランダムな総柄を選べば、時間も手間も大幅に節約できます。
生地の重さ(ウェイト)の選び方
生地の厚みは通常、ライトウェイト(薄地)、ミディアムウェイト(中肉)、ヘビーウェイト(厚地)で表されるほか、「GSM」という数値で表示されることがあります。GSMとは「1平方メートルあたりのグラム数」のことで、生地の重さを示す単位です。一般的に数値が高いほど生地は厚く丈夫になります。初心者には、およそ200gsm前後のややしっかりした生地がおすすめです。密度が高く安定感があるため、縫製しやすいのが特徴です。
初心者におすすめのリバティ・ファブリックス
タナローン・コットン
コットンローンやコットンポプリンは、軽やかで目の詰まった織物です。ほつれにくく、滑りにくく、伸びにくいため、初心者にも扱いやすい素材として知られています。また、アイロンがかけやすく、柄がしっかり入ったデザインを選べば、多少の縫製の粗さも目立ちにくいため、初めての作品づくりに最適です。
リバティを代表する「タナローン・コットン」は、長年クラフト愛好家から支持されてきた人気素材です。豊かな発色とシルクのようななめらかな風合いを持ちながら、通気性に優れ、家庭での洗濯も可能という実用性を兼ね備えています。そのため、初心者から上級者まで幅広いレベルのソーイングに適しています。
イタリア製タナローンは、ミラノとコモ湖の間に位置するリバティ自社プリント工場で生産されており、品質への徹底したこだわりから生まれる特別な生地です。
ラセンビー キルティングコットン
滑らかな質感と均一な織りを持つキルティングコットンも、初心者に人気の高い素材です。用途が幅広く、さまざまな柄やカラーが揃っているため、多様なソーイングプロジェクトに活用できます。
リバティの「ラセンビーコットン」は100%コットン製。耐久性に優れ、洗濯機で洗うことができ、リバティらしい美しいプリントが楽しめます。146gsmという適度な厚みがあり、タナローンよりもややしっかりとした質感。安定感が高く、特にキルト制作に適した素材です。
プレーン・コレクション
柄のない無地素材を探しているなら、「プレーン・コレクション」がおすすめです。
実は、19世紀後半にリージェント・ストリートのリバティ本店で最初に販売された商品のひとつが、この染色無地シリーズでした。後に「Liberty Art Colours」として世界中に知られることになります。