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AW20 Liberty Fabrics

アトリエ・シューティング

リバティ・ファブリックス 最新コレクションの撮影風景をレポート

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Liberty Japan Co., LTD.

リバティ・ファブリックス 2020年秋冬コレクション「プライベート・ビュー」を発表するにあたり、フリーランスのデザイナー兼アートディレクターでもあるAlexa Papavasileiouと共にアトリエでの撮影を行いました。アテネ出身のアレクサは、ロンドンに移り住む前にパリでウィメンズウェアのデザイナーとして修行を積み、ジャンバティスタ・ヴァリやランバンなどのメゾンのアトリエチームとして働いていました。「プライベート・ビュー」の撮影のために集められたチームは、リバティ・ファブリックスの流動的で想像力豊かな最新デザインの可能性を表現するため、有機的なドレープやカッティング、ピン留めを施しました。今回はリバティ・ファブリックスのデザインディレクター、メリーアン・ダンクリーとアレクサに、プリントに命を吹き込むことについて話を聞きました。

今シーズンのプリントはどのようなインスピレーションから生まれたのでしょうか?
メリーアン:「プライベート・ビュー」では、リバティのチューダーハウスが一夜にしてアートギャラリーになったようなイメージで制作しました。今回のコレクションは4つのギャラリー・ストーリーから構成されています。それぞれのギャラリーでは、リバティプリントの伝統と未来のための基礎となる、さまざまな秘蔵ストーリーを発見することができます。

なぜアトリエで撮影をされたんですか?
アレクサ:私たちは抽象化と動きの概念で表現しようと思いました。私たちのビジョンは、それぞれのデザインが持つ可能性を表現し、どんなスタイルの服になるかイマジネーションを掻き立てることでした。

メリーアン:お客さまが何をすべきかを示すのではなく、想像力と発見への意欲を尊重し、リバティ・ファブリックスを通じてお客様にインスピレーションを与えたいと思っています。生地と立体の関係を示すことが重要です。各プリントデザインはそれ自体が最高傑作であり、コレクションのスピリットを組み立てています。

モデルとマネキンの両方で生地を見せることができたのは役立ちましたか?
アレクサ:生地をまとったモデルは見る人に瞬時に状況を与えるのに対し、マネキンは抽象性を与えてくれます。この2つのバランスを見つけることが私が考えていた物語の筋道でした。

メリーアン:マネキンはプリントサイズなどを見せるのに便利ですが、モデルは人の動きがどのような形を作るのかを確認できるので、生地の魅力を最大限に表現してくれます!

撮影中のスタジオの雰囲気はどうでしたか?
アレクサ:イーストロンドンの小さなルーフトップスタジオで少人数のチームで撮影をしたのですが、スタジオには信じれないほどの光が溢れていました。人はクリエイティブな感性に同調していく傾向があり、自分を追い込むことができるので、信頼できるチームとの撮影を楽しんでいます。メリーアンとはクリエイティブなプロセスを有機的に展開させたいということを最初から明確にしていました。私はシルエットの先入観を持たずにその場でひとつひとつのドレープを描きました。裁断、ピン留め、配置と全てがスピーディーでした。考え込む暇はありませんでした。それはすっきりとした働き方であり、チーム全体の総力を結集した素晴らしいクリエイティブな挑戦でした。

クチュール・フィッティングがこのユニークな作品にもたらしたのものは?
メリーアン:アトリエは生地が生まれ変わり新たな命を吹き込む場所です。テキスタイルデザインチームの仕事は終わっていますが、デザイナー、縫製をする人、仕立屋、フォトグラファーの手の中でクリエイティブは旅が続き、その魔法を撮影しています。

アレクサ:クチュール・フィッティングは、その時の状況に合わせ感覚に従い、生地と対話しながら作業することが全てです。どのようにドレープしたら良いかはいつも生地が教えてくれるので、純粋に作ることの喜びのために制作しています。これが今回の撮影の姿勢を決定づけた気持ちでした。

コレクションの多様なプリントやベースの特性が、スタイリングの方法に影響を与えましたか?
アレクサ:スケール感とシルエットで遊びながらプリントを組み合わせることがアプローチの鍵となりました。リバティのシルクは信じられないほど素晴らしいドレープを見せてくれます。ラージスケールのプリントでは、身体を包み込むような柔らかい形が思いかびましたが、小さいスケールのプリントでは、よりクリーンなシルエットとディテールを作ることにインスピレーションを受けました。タナローンは軽くて爽やかな手触りで、後者を表現するのにぴったりな素材でした。

今回の撮影がリバティ・ファブリックスのお客様にどのようなインスピレーションを与えることを期待していますか?
メリーアン:大きめの生地を見ることは素晴らしい機会だと思います。作品の本体として使いたいのか、一部として使いたいのかを決めるのに参考になると思います。もしかしたらコレクションの中では注目しなかったデザインに引き込まれるかもしれません。